日々雑感☆

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【キーボード配列】昔はカナ打ちでした

 今は昔、私もかつてはカナ打ちだった時代がありました。

今でこそ親指シフトに挑戦したりしていますが、そんな時代もあったというわけです。

 

 なぜカナ打ちかというと、そもそもパソコン・・・ま、当時はマイコンって言ってたんだけど、ローマ字変換なんぞはなくカナ文字を直接入力だったんですね。しかも大抵のマイコンは漢字すら打てなかったりした時代ですから、必然的に「カナ打ち」でした。

 

 当時、私はまだ子供だったんですが、ブラインドタッチなんぞ出来るはずもなく、左手を左シフトキーに添えたまま右手の人差指のみでポツポツと打っていたものです。

 子供心に「なぜ50音がバラバラに配置されているんだろう?」と思いましたが、慣れてくると50音配列のキーボードに触れると上手く打てないんですね(^_^;)

 

 不思議ですね。

 

 中学校辺りまではマイコンに触れていましたが、しばらく触れる機会がないまま大学の卒論を作成するためにパソコン(このくらいの時代になるとパソコンと言われるようになった)のワープロを使ったんですが、相変わらず「カナ打ち」でした。

 

 さすがにそれくらいの時代になってくると(1990年台半ばです)、周りからも

 

「ローマ字で打ったほうが速いよ」

 

と言われるようになりました(^_^;)

 

 でも当時の私個人の感覚としてはローマ字入力の方が異端に感じてましたし、ローマ字自体はもちろん知ってたとしても、一旦頭の中でローマ字に置き換えると言うことにどうしても抵抗感がありました。

 

 その後就職して働くようになると「お金ない・ 時間無い」の二重苦でパソコンに触れる機会は全くありませんでした。そして当時の会社をやめて北海道に帰ったとき実家に転がっていたパソコンを暇つぶしにいじっていたんですが、ここで初めてローマ字打ちに転向しました。

 

 その頃にはもうすでにWindowsも普及してましたが、もちろんお察しのとおりに日本語の入力の標準は「ローマ字打ち」です。特に設定をしていなければ「半角・全角」キーを押せば自動的にローマ字打ちモードになります。

 

 もうパソコン自体がローマ字打ちを推奨する・・・と言うのを感じ、そこで重い腰を上げてローマ字打ちに転向した・・・と言う訳です。

 

 巡り巡って再び(親指シフトですが)カナ打ちに取り組むなんてなんだか不思議なめぐり合わせですよね。

 

 と言うわけで、今回は昔はカナ打ちだったんだよ・・・のお話でした。

 

 

 

 余談ですが、カナ打ちをされている方は少ないとは言え使ってらっしゃる方はいます。当時いた職場でも1人だけカナ打ちの人がいて、その人がうっかりカナ打ちモードのままだったりすると、次に使う時に意図しない文字が打たれて戸惑う・・・って言う「あるある」もありました(笑)

 

 逆のケースで、私がDvorak配列を使うために会社のパソコンをアプリでDvorakに変更したまま忘れて、次にそのパソコンを使う人を混乱に陥れた・・・と言う失態を犯したこともありました(^_^;)

 

 その時、Dvorak配列だという事をネットで調べてキーの配列を印字してそれを頼りに打ってたということだったようですが、それを突き止めたのも件のカナ打ちの方だったと言うのも何かの因縁なのでしょうか?